2012年6月27日水曜日

ホイールメンテ

自分は普段乗り用のホールにShimanoのWH-R500を利用しています。
コストパフォーマンスが最高で適度に重量があるのでトレーニングにもなります。
しかしトレーニングになると言っても少しでも軽く転がるようにしたいのが人情と言うものです。

調べていくとベアリングの玉がフロントは左右10個ずつで20個(3/16")、リアが左右9個ずつで18個(1/4")なのですが
もう左右1つずつ入るスペースがあるようです。なのでフロント22個、リア20個入る計算です。
これは上位グレードのShimanoホイールの標準数なのですが、R500に関しては1個ずつ削られています。
一つ足りないと間にグリスが入って回る事になるでしょうがピッチリ入っている方が回転効率は良さそうです。
幸い身近な方にリアのR500を乗りつぶした物を譲って頂いたのでそこからベアリングを拝借してました乗っていました。
その時グリスをデュラグリスから別のグリスへ変えたのでその結果を見るためにメンテナンスしました。

前回交換時にフロントはそのようなストックが無く、増玉出来たなかったのでShimanoのスモールパーツを買いました。




ベアリングを増やされる方は舟辺精工さんのセラミックボールに変更される場合が多いと思いますが予算が無いのでShimano純正品です。
ベアリングを入れた後にはタップリとデュラグリスを塗るのですがあの粘着性のあるグリスを入れると抵抗になって転がらない気がするのです。
なのでこちらのグリスに変更してました。






































Spinグリスです。
こちらは釣具のリール部分にも使われるグリスを開発してるメーカーだそうです。
ご存じの方もいらっしゃるかもしれません。
このグリスの特徴はとにかく薄く塗るだけで大丈夫と言う事です。デュラグリスみたいにベッタリ塗る必要がありません。
メーカーのHPに行くとアホほど回るホイールの動画があります。
ここまで回らなくても魅力的なグリスだと言うことには変わりありません。

ただし極々薄く塗るだけなので耐久性が疑問でした。
今回Spinグリスに変えて700km程走ったのですが驚くほど汚れ等がありませんでした。






































リアは少し黒味が出てましたがSpinグリス元来の薄ピンク色が維持されてました。
フロントは全くと言って良い程汚れはありません。
これは思った以上にメンテナンスが不要かもしれません。嬉しい誤算です。
土砂降りの中は走りませんでしたが、雨の中も走ってるので通常利用でしたら問題なく使用出来そうです。
ただしハブを開けるので定期的にメンテナンスするのは必須でしょう。
これからも数百キロ毎に開けて様子を伺う事になると思います。






































さて様子も伺ったので戻していきます。
Spinグリスを綿棒で薄く塗っていきます。
本当にこんなに薄くていいの?って位薄くて大丈夫です。






































ベアリング側は蓋に少しグリスを取って転がして付着させます。
パーツクリーナーで洗った後、ピカっと光ってるベアリングがグリスでうっすら曇る程度で大丈夫です。
後はこれを隙間なく敷き詰めて戻してやると完成です。
今回も先生はまさるさんでした。ありがとうございましたm(_ _)m

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